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Aquila Takayama

Si Morgh ― 作品について

“Dividual, yet One.”

— after Edward FitzGerald, Bird Parliament (1889)

ペルシアの詩人アッタールの『鳥の言葉』(12世紀)では、三十羽の鳥が七つの谷を越えた果てに、 探し求めた神鳥スィームルグ——ペルシア語で「三十の鳥(スィー・ムルグ)」——が自分たち自身であったことを知る。 本作はこの「多にして一」の円環を、三十の群れをなす数万の光の粒子が120秒で巡る生成的グラフィックとして 描いたものである。

粒子の色は黒体放射——温度がそのまま色になる物理——に従い、灰の赤から白熱の金白へ、 そして再び闇へと循環する。

七つの谷

120秒の円環は、アッタールが描いた魂の旅路に対応する七つの位相を巡る。

Ṭalab 探求
闇から火花が凝集し、三十の群れが散在して形成される。
ʿIshq 愛
熱が上昇し、深紅から橙へと色が移行する。
Maʿrifat 知
群れごとの宝石色が最も分明となる。
Istighnā 脱執着
外縁の粒子が削ぎ落とされ、輪郭が純化される。
Tawḥīd 統一
三十のアンカーが中心へ収束を始め、輝度が上昇する。
Ḥayrat 困惑
乱流が最大となり、群れの色相が混じり始める。
Fanā 消滅
灰色化と沈黙。残り火の明滅のみが続く。

最終局面「鏡の啓示」で、全群が金白の一体として核から再燃し、t=0 で再び三十に分かれてループが継ぎ目なく始まる。

技術

2026 · WebGL パーティクルシステム(シード決定論・閉形式軌道) · 約120秒の円環、操作可(ポインター/タッチ)

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